同じ内容の薄毛対策を行ったとしても、人によって効果に差があるのは、薄毛の原因が人それぞれ違うからです。現在では育毛剤の進歩により、様々な原因に対応した商品から、自分に合うものを選ぶことができるようになりました。
大きくわけると、男性ホルモンの抑制を助けるもの、血行促進に特化したもの、皮脂を抑制するもの、頭皮に栄養を補給するものの４つになります。

男性ホルモンの影響から薄毛に至るタイプの方は、薄毛が、ひたいの髪の生え際から薄毛が進行しているか、頭頂部から薄毛になるケースが多く、男性型脱毛症（ＡＧＡ）の大きな特徴として知られています。
５ａリダクターゼの働きを抑制する成分が入っているものを選ぶと良いでしょう。

次に、血行が悪く薄毛に至るタイプの方は、髪の毛が全体的に細く柔らかくなり、抜け毛が多くなるケースが多いようです。髪は、血液中から栄養素や酸素を補給して生み出されます。栄養バランスの偏りや、運動不足、ストレスなどの影響を大きく受けるため、生活習慣の改善とともに、血流をよくする薬剤を選ぶと効果的です。
髪を成長させるための栄養が足りないタイプも、同じような症状があらわれます。

皮脂がたまやすいタイプの方は、皮脂酸化して抜け毛が多くなったり、発毛が阻害されるケースが多いでしょう。かゆみや、べたつきが気になったり、頭皮に炎症が起こりがちの方は注意が必要です。
自分の薄毛に対応したものを選びましょう。