医師、看護、介護業界の転職事情、成功のコツ

医療関連職の仕事内容

介護ヘルパーの仕事内容

178491571私は、介護のお仕事をして今年で3年目になりました。訪問ヘルパーのお仕事をしています。
このお仕事を始めたきっかけは、拘束時間が短いからという理由でした。子供が小さいため、幼稚園に通っている数時間だけのお仕事を探していたのです。
これだけの理由で入った介護の世界だったので、お仕事を始めたばかりの頃は、わからない事ばかりで、不安と戸惑いの毎日でした。訪問ヘルパーは、お伺いするお宅により、お仕事内容も様々です。また、その日のご利用者様の、体調やご気分により、お宅の雰囲気が違います。料理、洗濯、掃除、買い物、排せつ介助、食事介助など、お仕事の内容を挙げればキリがないです。与えられた時間の中で、指定されたお仕事を完了させて帰る、この作業は、最初はかなりプレッシャーに感じていました。
それを一瞬にして、やりがいのある楽しいお仕事に変えてくださったのは、利用者さんの言葉でした。
「おはようございます」と、いつものように訪問したお宅で声を掛けた時の話です。このお宅には数か月通っていましたが、利用者さんが私とお話しして下さった事は、この日までありませんでした。
この日は笑顔で「あんたが来るのを待ってたで、いつもありがとうね」と言って下さいました。
この日から、毎回、「ありがとう」と言って下さるようになったのです。
介護のお仕事は、利用者さんがいつも感謝して下さる、やりがいのあるお仕事です。

現代日本は「超」高齢化社会にあることをご存知でしょうか?これだけ報道がされていればみなさんご存知ですよね。
高齢化がこれだけ進んでいますので、当然ながら介護へのニーズが多様化しています。
また、専門性の高度化も同様に求められた結果、よりよい介護資格制度にしようということで生まれたのが介護職員初任者研修です。
では、ホームヘルパー2級が介護職員初任者研修課程に変わることで、何がどう変わるのか?今持っている資格への影響はどうなるのか?そういった点も踏まえて理解したいものです。

介護事務管理士の仕事内容

介護事務管理士は、介護事業の運営に不可欠の介護報酬請求事務を中心に、事務作業全般を手がける仕事をします。仕事はデスクワークが中心なので体力的には楽です。この資格を得るには介護事務管理士技能認定試験を受けなければなりませんが、この試験は奇数月の第4土曜日に行われています。福祉系資格の中でも、比較的難易度が低く、学習範囲もそれほど広くありません、この試験を受けるための資格は特にありませんし、年齢制限もありません。しかし、合格率は50%ほどとあまり高くはありません。

この試験を受けるための勉強法としては通信講座があります。これ以外独力で学ぶ方としては、過去の問題をよく読むこと、問題集を体験しておくこと、それに、たくさんのレセプトを書くことです。たくさんのレセプトを書くことでカルテの読み取りや、レセプト作成上のポイントやコツがわかるようになります。
試験問題は学科と実技に分かれて行われますが、実技ではレセプト作成に関係した問題が出題されます。日常勤務の中でレセプトの接触する機会を持っておくことは、受験時に大変有利になります。
受験資格はないものの、福祉施設などで実務に携わることができれば、受験対策としては申し分ありません。

保健師の仕事内容

病気やケガを治す医師や看護師に対し、それらの予防や健康増進を行っているのが保健師です。乳幼児から高齢者まで幅広い世代の人たちと関わりながら生活の質向上もめざす、社会貢献度の高い仕事といえます。

保健師の活躍の場はさまざま。職場や具体的な仕事内容について、いくつかピックアップしてみました。

・行政保健師

市区町村の職員として保健センターや役所・役場の福祉部門、福祉施設に勤務したり、都道府県や政令指定都市などの保健所に勤務したりしている保健師のこと。行政保健師は保健師全体の7割程度を占めています。
市区町村に勤務する保健師は地域のさまざまな年代・環境の人を対象にした相談業務、健康増進などを目的とした教室の実施、自立支援、妊産婦や母子の保健指導などの幅広い業務を担当しています。そして都道府県などの保健所に勤務する保健師は、医師や栄養士、作業療法士といったさまざまな医療関連のプロと連携しながら相談・サポート業務を行っています。

・産業保健師

企業などの事業所に勤務し、働く人の健康面をサポートします。産業保健師が行う業務の1つがストレスチェック。この結果によって健康指導や不調改善に向けた取り組みの提案などを会社側に働きかけます。また海外へ事業展開している企業では、外国への出張や長期滞在も多々あります。外国滞在中の健康リスクはかなり大きいため、現地の衛生状態や感染症、渡航前に必要な予防接種や抗体ができるまでに必要な期間などを把握するのも大事な仕事です。

・学校保健師

学校に勤務し、学生や教職員の健康面をサポートします。成長期であるがゆえの心や体の悩みをはじめ、さまざまな健康についての相談に対応していきます。また、保健師免許を取得している人が教育職員免許法で定められた4科目を2単位ずつ取得して都道府県に申請すれば、養護教諭2種免許が得られます。保健師免許をベースに養護教諭をめざすのも十分可能です。

ちなみに、看護師資格がなければ保健師にはなれません。看護師と保健師の国家試験受験資格を同時に得られる学校もあるのですが、保健師コースがなかったり、人数や成績の関係で必要な科目を履修できなかったりすることもあります。その際は看護師の資格を取得してから文部科学大臣の指定する学校で1年以上保健師に必要な学科を修める、厚生労働大臣の指定した首都医校のような保健師養成所を卒業するといった条件を満たす必要があります。自分に合った方法で保健師をめざすといいでしょう。

医療秘書の役割

update/2022/06/17

医療秘書とは何か

医療の技術は日々進歩しており、診療内容もだんだん複雑化してきています。その一方、患者が医療機関に対してきめ細やかなサービスを求める動きも強まってきました。この動きの中、医療機関にとって欠かせない存在となっているのが、事務管理の知識・技能などを備えた医療秘書です。医師の補佐や医療関連の事務処理、患者と医師やその他の医療スタッフ間の橋渡しを行います。カルテの管理や患者の応対、レセプト(診療報酬請求明細書)の作成といった医療機関ならではの事務作業はもちろん、会議の準備や窓口の受付、会計事務などの一般秘書のような仕事も業務範囲。そのため、医療保険や医療関連法規、医学用語、簿記、パソコンスキルなど、医療秘書に求められるスキルは多岐にわたります。

医療事務に求められる能力

勤務時間に関しては、どうしても医師の都合に合わせなくてはいけません。不規則になることもありますし、レセプトの作成作業が集中する時期は特に忙しくなるため、残業や休日出勤もあるそうです。そして、医療秘書になるには「医療全般に関心があること」「患者の立場を第一に考えられること」が大切。それに加え、「気配りができること」「整理整頓能力があること」「スケジュール管理能力に優れていること」など、他業種の秘書と同じような資質も備わっているのが理想です。

医療秘書に活かすことができるおすすめの資格

受付対応やカルテ整理などを行う医療事務とは違い、医療秘書には幅広い医療知識が求められます。取得が義務づけられている資格はありませんが、役に立つ資格は色々あります。また、医療事務関係の資格試験には、テキストやノートの持ち込みが許可されているものが多いです。ですので、全てを完璧に暗記せずとも合格することができるため、易しめの試験が多いという特徴があります。就活や実際の業務に役立てるためにも、活かすことができる資格をみていきましょう。

医療秘書技能検定試験

まずご紹介するのは、民間の関連機関が実施している医療秘書技能検定試験です。医療秘書技能検定試験は、1988年から実施されていて、毎年1万人以上が受けています。そのため、知名度も高く人気の資格と。1級、2級、3級と分かれていて、医療秘書の実務や医療機関の組織・運営、医学的な基礎知識、医療関連知識などを問われます。医療事務に関わる人はもちろん、医療実務に関わる人も多く受験しているそうです。級によっては比較的難易度も優しく、例えば3級の合格率は70%を超える程度なので、気軽に受けやすいのも特徴です。医療秘書を目指す人だけでなく、医療に関わる仕事に就くのであれば、取得して損はないでしょう。

医療事務技能審査試験(メディカルクラーク) 

1974年から45年以上の長い歴史がある医療事務技能審査試験は、メディカルクラークとも呼ばれます。実技と学科試験がどちらもあり、単なる知識だけでなく実践的なコミュニケーション能力や対応力が問われます。また、在宅受験のみとなっているのが特徴で、リラックスした環境で試験に臨むことができます。以前は級が分かれていましたが、現在では統合され、合格することで「メディカルクラーク」の称号を得ることができます。難易度は易しめで、合格率は60%程度だといわれています。

医事コンピュータ技能検定試験

医事コンピュータに関わる知識と実務能力を検定するのが、医事コンピュータ技能検定試験です。IT化が進んだことで、どの業界でも当たり前のようにコンピュータが利用されています。もちろん医療業界でも利用されていて、医療を大きく支える存在になっています。そのため、コンピュータを扱う機会は多く、技術が必須でしょう。医療事務とコンピュータに関する学科試験と、実際にコンピュータを取り扱う実技試験に分かれています。準1級、2級、3級に分かれていて、難易度は易しめ。合格率は準1級でも50%を超えています。医療に関わる仕事に就く場合、コンピュータ業務を避けることは難しいので、こちらの試験を受けておくと安心でしょう。

医療秘書のまとめ

医療秘書というと、病院で働いているイメージが強いかもしれません。しかし中には、製薬会社や医療機器メーカー、調剤薬局などさまざまなフィールドで活躍している人もいます。こういった環境では、より医学に特化した業務を任されることになります。医療秘書は、今後ますます必要になるポジションといっていいでしょう。医療秘書は、医療従事者の中でも特にチームワーク力やコミュニケーション能力が求められます。そのため、専門学校に通い医療秘書を目指したい、コミュニケーション能力を磨きたいという人には、「チーム医療」を学ぶことができる医療専門学校がおすすめです。首都医校という専門学校では、臨床や看護だけでなく、福祉や東洋医学などの様々な分野の学科が設けられています。このスケールを存分に生かし、学科の垣根を越えてのグループワークを行っています。ですので、チーム医療の経験を積み、実際の医療現場で活かすことができます。また、ご紹介した資格を含め、様々な資格の取得を目指すことができます。

チームで動く医療現場

調剤薬局事務の仕事内容

調剤薬局事務は事務系の仕事で主に会計をするものだと思われがちですが、それだけではありません。薬の在庫確認や、レセプトの集計をし診療報酬請求などをします。また、接客面の部分の仕事内容も要求されます。また、事務の仕事が多いため資格は必要ないと思う方もいるかとおもいますが、資格取得が必要となる職種です。

資格取得するための勉強法はいろいろありますが、通信講座や独学で勉強するという方法があります。通信教育で勉強するとカリキュラムが組まれていて自分のペースで出来て、試験日までにあわせて勉強できる分、独学よりは受講料が少し高額になります。子育て中で講習などにいけない方などには良い方法であります。独学での勉強法は、お仕事されてるかたなどにはよいかもしれませんが、カリキュラムなど自分で組立て、試験日など細かいことも自分でしなければならないのでなかなか大変な部分もあります。通信講座よりは全て自分で準備をするので、受講料はあまりかからないとなります。

調剤薬局事務の資格取得は自分のスキルアップだけでなく、専門的な知識ももつことができます。また、過疎化や家族の転勤などがあっても調剤薬局はどこにでもあるので仕事には困らなくなります。

麻酔科の仕事内容

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麻酔とは、患者の生命に影響を与えずに、痛みを伴わず、手術をすることができる最も良い状態で維持するようにすることです。
だから麻酔科の診療内容は、手術中の麻酔、痛みの治療、および集中治療をします。痛みの治療や集中治療を除いて、詳細専攻別に脳神経麻酔、心肺血管麻酔、臓器移植麻酔、静脈麻酔、小児麻酔などに分類することができます。

麻酔科での麻酔管理は、単に手術中の安全な麻酔を提供することに留まるのではなく、手術前の患者の評価と手術後の回復と急性疼痛管理の提供を包括します。特に高齢者の患者の急増を含む重症度が高い患者の手術が増えることにより、より細やかな麻酔管理が求められており、外来麻酔をはじめ、患者の様々なニーズにお応えしています。

ペインクリニックを運営することで、神経に直接、またはその周りに薬物を注入する方法である神経遮断術を使って、痛みの伝達経路を遮断し、交感神経の遮断を介して血液の循環を改善し、効果的に痛みの再発を予防します。また、高齢者の増加とがん発生の増加、慢性疾患の増加に伴い、慢性的な痛みの疾患が多様化され、患者の数も急増しています。これにより、痛みのための研究が活発化して深くなりながら、診断および治療において、多様で積極的な方法が新たに開発、使用されています。

このようにとても重要な役割を担う麻酔科なのですが、医療業界における麻酔科医のイメージは、残念ながら悪いものばかりかもしれません。もちろん、他の科も忙しいのは 間違いないのですが、夜中の呼び出しや当直、夜勤などは当たり前で、休みがほとんどないなどとそんな話ばかりかもしれません。そのため、 医師不足な科になりつつあるのは本当の話しです。

ただ、実際にはこのような話は地域差や勤務先の差というものがほとんどです。極端な話、 余っているくらい麻酔科医がいる病院もあれば、必要なのに一人もいない病院もあります。麻酔科医がいなければ手術は行えません。とても貴重な人材です。医療業界に籍を置く方で、現状がきつく転科を考えている先生がいらっしゃいましたら、勤務先次第では待遇もよくなりますので、自分の能力を本当に必要とし、評価してくれる職場を選んで下さい。

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